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 発行日 2004年8月29日版 

本年一年のご愛読ありがとうございました。新年もよろしく
VOL.035
発行:ネクチャードットコム E&Eプランニング事務局 
E-Mail eeplan@necture.co.jp

はじめに 
 
省エネ、環境関連分野で平常収集している省エネ機器情報や業界情報を定期的に発信することで読者諸子と情報の共有化ができ、少しでも事業発展のお役に立てればと考えています。
限られた情報源ですのでご承知の情報も有るかとは存じますがその点はご了承ください。
記事内容やご要望、ご質問、詳細調査・コンサルティング依頼などがございましたらメールにてご遠慮なくお問い合わせ下さい。

平成14年秋 E&E編者

    ■業界情報

 

東洋熱工業が複数の中小ビルを一元管理し、省エネを図る「エリア・エネルギー・マネジメント・システム」(AEMS)を販売

ビルに設置したセンサ−より集めた空調機の運用データをセンターで分析し、エネルギー効率が最適になる改善策の提案や保守サービスを提供する。1万u規模の事務所ビルで実証試験を行い、約2%削減できた。費用は大規模ビルで普及しているシステムと比べ約半分の数十万円で済む。 
                                                  「日経産業新聞」

(コメント:中小規模ビルのエネルギー管理システムのニーズはますます高まる。)

 

 

三洋電機とイーズ(東電系)が全熱交換機一体型の空調機を開発

空調と全熱交換機をそれぞれ個別に運転することができ室内温度に応じて全熱交換器による換気と通常の換気を切り替える「エコオート換気機能」搭載している。運転開始直後は室内温度が適温になってから換気を始める機能もあり、通常の換気と空調併用に比べ消費電力を半分に抑えられる。                                                     「日経産業新聞」

(コメント:換気を効率的に行うことは省エネ上重要。)                 

 

 

シャープが光る太陽電池モジュール(ルミウオール)を発売

等間隔に切れ目が入っているため、日中は採光が可能な薄膜太陽電池とLEDを一体化することで、発電、採光、LEDによる発光ができる。ビルや街路灯、テラスなどの用途を想定。価格は20万〜30万円/u。     
                                                   「電気新聞」 

(コメント:シースルー太陽電池は他にもあるがLEDとの組み合わせの用途は疑問。)

 

 

旭化成ホームズが戸建住宅向け地中熱冷暖房システムを開発  

地中温度は年中15℃前後とほぼ一定でエアコンが外気と熱交換するのに比べ効率が良く、冷房の廃熱を地中に逃がすため、温暖化の抑制にもつながる。軟弱地盤用の基礎杭を10m程度ねじこみ、その中にステンレス製のU型チューブを挿入し、不凍液を循環させ熱交換を行う。従来工法に比べ熱交換効率は2倍になり、駐車スペース1台分で設置できる。空調コストは4割程度削減できる見込み。延床面積40坪の場合、床暖房付きで360万円。NEDOの補助対象
                                                   「日経産業新聞」

(コメント:地中熱を冷暖房に利用する方法は効果が大きい。価格がポイント。)              

 

 

旭硝子の高透光性フッ素樹脂フィルムをサッカー場の天井、外壁に使用

素材としては古く、高価だが、透光率が東京ドームの屋根の約5倍の90%以上ある点が評価された。フィルム厚さが150μmと薄いため強度確保が必要で、フィルムを区切り二重構造にし、内部を空気で膨らませる構造にした。天然芝育成にも効果がある。温室などの用途が増加。                                                                「日経産業新聞」

(コメント:空気層があるため断熱効果も高く、いろいろな用途で使用されるかもしれない。)  

 

 

東京電力と三菱電機が空調設備の温度と運転設定操作装置を開発  

既存の空調機器に簡単に取り付けが可能で、人の出入りや繁忙に合わせて温度管理運転の開始・停止、温度変更を曜日ごとに1日8回まで設定できる。年間10%程度の電力料金を削減できる。操作装置を顧客に無料で設置し削減電力料金の一部を月々のサービス料として受け取る。電力小売自由化に備え顧客の囲い込む。       
                                                   「日経産業新聞」

(コメント:ブレーカが飛ばないのは家庭にとってありがたい。省エネに何とか結び付けられないか?)

 

 

九州電力が中国の電力会社と共同でESCO事業による排出権確保を計画  

中国の建物は面積当たりのエネルギー消費量が日本の1.5倍と省エネが遅れている上に、石炭が主体のため、温暖化ガスの排出量も多く、環境・省エネニーズが高まっている。中国の山東電力グループ、精華大などと共同で省エネ対策を立案し、九電工などが改修工事を請け負う。                                                             「電気新聞」

(コメント:国内の省エネだけではなく、アジアの省エネ支援によるCO2削減は意義が大きい。)

 

 

京セラが多結晶シリコン太陽電池モジュールで変換効率15.7%を達成。

セルの開発では、多結晶シリコンの不純物を低減し、シリコンウエハの品質を向上させた。配線を細く厚くすることで、抵抗を減らし、受光面積を大きくすることに成功。セルの変換効率は世界最高の17.7%。モジュール化では、配線構造を変え、抵抗を低減することに成功した。                                                                   「電気新聞」

(コメント:変換効率向上も少しずつだが進んでいる。)                           

 

 

ミナミ産業が燃料を従来の半分に減らせるフライヤーを発売

2.5m×1mのステンレス製の鍋の裏側に四角で厚みが3mm程度の熱伝導に優れた銅板5200枚を数mm間隔で接着し、1000℃程度でもはがれない特殊な溶接技術を使用。伝熱面積が4倍に拡大する。排気熱も抑制でき、空調負荷の低減にもつながる。                                                                           「日経産業新聞」

(コメント:厨房機器の省エネも今後必要になる。)

 

 

エネ庁が省エネ事業の参入支援としてベンチャー出資制度の創設を検討

現在、省エネビジネスで実績あげているのは電力会社やガス会社などエネルギー分野に精通していて、資本力もある事業者が大半。省エネ事業はシェアード方式では初期投資の負担が大きい割に利幅が小さく、資本力のない新規参入者は資金調達が最大の障壁となっている。このような状況を踏まえ、政策投資銀行を通じた出資制度の検討を開始した。
                                                   「電気新聞」

(コメント:資本より、長期のシェアード方式における企業の与信問題の方が課題)          

 

 

エネ庁が太陽熱利用の技術開発支援の新制度を設立する方針

近年はガスや灯油のなどと比べて経済性の面から、温水器の稼働台数が現象傾向にある。しかし、病院など民生業務分野で一定規模以上なら採算性が取れるため一部で導入されている。2010年に太陽熱利用の目標を約4倍まで拡大する計画の目標達成に向けて温水器だけではなく、冷暖房や農業のハウス栽培などに応用できる技術開発を支援する。  
                                                   「電気新聞」

(コメント:太陽熱の有効利用をもっともっと推進すべき。)   

展示会、講演会 

 

1.「ノンフロン断熱材セミナー」  https://www.ibec.or.jp/kousyu/no_fron/no_fron.htm

オゾン層保護対策・地球温暖化対策の現状と課題、建材用断熱材と環境負荷、ノンフロン断熱材開発状況について講習。
   ・開催日    : 平成16年9月28日(火)
   ・開催場所  : 住宅金融公庫本店
   ・主催     : 環境省、(財)建築環境・省エネルギー機構 ・入場料   
            : 無料 定員200名 事前申込:会社名、住所、氏名、電話番号/FAX番号
   ・問合せ先  :  (財)建築環境・省エネルギー機構
              TEL:03-3222-6682、FAX:03-3222-6696、メール:senbon@ibec.or.jp

 

2.「ビルまるごとソリューション2004」       

省エネ、省コスト、セキュリティなどの“トータルソリューション”を提案
   ・開催日    : 平成16年9月15日(水)〜17日(金)
   ・開催場所  : 東池袋 サンシャインシティ「コンベンションセンターTOKYO」展示ホール
   ・主催     : 三菱電機ビルテクノサービス ・入場料    : 無料 招待券必要

  

 

3.「初級ビルエネルギー総合管理講習会」 https://www.bema.or.jp/information/02/index.html

最近の空調動力設備、最新の天然ガス利用システム、エネルギー管理の必要性、省エネ診断の実際
   ・開催日    : 平成16年10月28日(木)

   ・開催場所  : 全国ビルメンテナンス協会近畿地区本部会議室
   ・主催     : (社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会

・入場料: 定員 35名  有料  会員:9,450円、 一般:12,600円
・問合せ先  :  (社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会 
               TEL:03-3431-1352、メール:info@bema.oe.jp

 

4.「2004土壌・地下水環境展」、「2004洗浄総合展」 https://www.nikkan.co.jp/eve

   ・開催日    : 平成16年9月29日(水)〜10月1日(金)
   ・開催場所  : 東京ビッグサイト
   ・主催     : (社)土壌環境センター、(社)日本洗浄技能開発協会、日本産業洗浄協会

・入場料    : 無料
・問合せ先  : 「2004土壌・地下水環境展」事務局、 「2004洗浄総合展」事務局 
              / TEL:03-5644-7221          

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