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 発行日 2004年9月23日版 

本年一年のご愛読ありがとうございました。新年もよろしく
VOL.036
発行:ネクチャードットコム E&Eプランニング事務局 
E-Mail eeplan@necture.co.jp

はじめに 
 
省エネ、環境関連分野で平常収集している省エネ機器情報や業界情報を定期的に発信することで読者諸子と情報の共有化ができ、少しでも事業発展のお役に立てればと考えています。
限られた情報源ですのでご承知の情報も有るかとは存じますがその点はご了承ください。
記事内容やご要望、ご質問、詳細調査・コンサルティング依頼などがございましたらメールにてご遠慮なくお問い合わせ下さい。

平成14年秋 E&E編者

    ■業界情報

 

リコーが「省エネモード」から「コピー状態」復帰時間を10秒に短縮

省エネモードではトナーを定着させるローラーの再加熱が必要で、通常30秒程度かかる。そのため立ち上げ時の補助電源としてキャパシターを使用。省エネモードの利用率が40%なので復帰時間短縮で省エネモードの利用率の向上が期待される。                  「日経産業新聞」

(コメント:瞬時に大電流が必要な用途にキャパシターは最適)

 

 

産管学が連携し大阪ESCO協会を設立。関西圏のESCO推進

ESCO関連企業40社、自治体、近畿経済産業省、学識経験者が参加。ESCO関連情報収集、提供を行い、府内の市町村や周辺の自治体のESCO導入を後押しする。今年度、ESCO可能性簡易診断システムを開発する。来年度、関西全域のESCO推進母体として発展予定。 会長:伊東弘一教授、副会長:大阪府、関電、ガス&パワー                                 「電気新聞」

(コメント:ESCO会社にとって魅力のあるESCO契約・仕組み構築できるかがポイント。)  

 

 

三機工業が排熱を潜熱蓄熱材に貯蔵、運搬モデル事業を推進

ドイツから技術導入した「トランスヒートコンテナ」について環境省から委託を受け、3年間をめどに日本の道路事情に沿った25トン程度の小型コンテナの開発、吸収式冷凍機の熱源に利用できる蓄熱材の開発を行う。事業費は3億円。栗本鉄工所、三洋電機、大阪府立大学などと連携。                                                              「電気新聞」 

(コメント:排熱の運搬、さらには取引にまで進めば省エネに対する影響は大きい。)


 

流通業界が電力自由化を見越し、高圧契約に切り替える動き    

ローソンは独立店舗を中心に業務用低圧契約を高圧に切り替えを推進する方針。その他のコンビニ店舗も同様の動き。高圧契約に切り替えることで契約電力込みで15〜20%の電気代の削減が可能。ただし「低圧高負荷契約」が適用できるところではメリットは少ない。高圧化に伴う受電設備の設置についてはレンタル事業会社が対応。                              「電気新聞」 

(コメント:料金体系の隙間を活用したビジネス。高効率変圧器の採用により省エネも期待できる。)

   

 

オール日本スーパーマーケット協会(全国70社、1180店舗)が電力の共同購入を検討  

中小規模店舗が多く、各店での省エネのメリットが出にくく、電力調達での共同購入を検討。会員からの委任を受けて、電力使用量やロードカーブなどの調査に着手。振替供給の廃止をにらんだ東西エリア一括供給が可能になる点や、電力の値下がり動向などを見ながら、2005年度に契約を目指す。                                                       「電気新聞」

(コメント:各種団体が2005年からの50kW以上の自由化で共同購入を実施するだろう。)  

 

 

経産省・資源エネ庁は高効率家電製品の個人、法人向けリース事業を支援  

民間リース会社がトップランナー製品をリース目的で購入するする際、その資金を低利で融資する制度を新設する。個人向けの家電製品も含まれるが、業務用分野の高効率機器リースに対するニーズが強く、日本政策投資銀行の環境対策の融資メニューに新制度を加える方法。                                                                 「空調タイムス」                           
(コメント:トップランナー方式対象機器の拡大と購入時の有利な金利施策は省エネ上有効) 

 

 

米ヒューストン大が低価格、小型、高効率薄膜固体酸化物燃料電池(SOFC)を開発中   

薄膜技術を応用し、高効率と低コストの達成を目指している。従来の燃料電池と比べ、大幅に小型化が可能になる。稼動温度は450〜500℃と従来の半分で稼動し、低温のため改質材も必要としないし、断熱材も不要。効率は約65%、角砂糖4個分の大きさで80W、缶ビール2本分の大きさで5kW以上の発電が可能になる。薄膜SOFCは厚さが1ミクロンと薄いが0.8〜0.9Vの電圧があるので、100〜120枚重ねたスタックで約100Vになる。                       「NEDO海外レポート」

 (コメント:高効率燃料電池は分散化電源、携帯機器などの中核機器になる可能性がある。)                                 

 

大和ハウスが省エネ型生ゴミ処理機を開発  

生ごみを投入する釜を80℃程度の温水で暖め、釜の内部温度は60℃と従来の方式と比べ低温だが、セラミック製の球を釜の内部に混ぜ込み、生ごみに熱を伝え易くし、乾燥効率を高め、減容率は従来方式と同等性能を達成。コージェネの排熱や工場で発生する廃熱が利用できる。低温乾燥のため、火災発生リスクが低い。                                 「日経産業新聞」                                                               
(コメント:低温廃熱の用途の一つ。)    

   

 

  ■平成17年度予算概算要求の概要

  1.省エネルギー関連
     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−H16年度     H17年度
    @エネルギー使用合理化事業者支援事業     138.1億円  →  180.1億円
    A地域連携省エネルギー推進事業(新規)                    18.0億円
    B住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業
                                    137.0億円  →  175.7億円
       ・高効率給湯器、高効率空調機 :                       115億円
       ・BEMS                :                        36億円
       ・住宅、建築物高効率エネルギーシステム :                 24億円
    C地域省エネルギー普及促進対策事業 :      28.1億円  →   11.0億円

  2.新エネルギー関連(環境省分含む)
    @燃料電池関連                        329億円  →    355億円
    A太陽光発電関連                       176億円   →     251億円
    B太陽熱利用                           7億円   →      15億円
    Cバイオマスエネルギー                   72億円   →      82億円  

 

展示会、講演会 

 

 1.「日経ナノテク・ビジネスフェア 2004」  https://www.nikkei-nanofair.com  
      
   ・開催日    : 平成16年9月29日(水)〜10月1日(金)
   ・開催場所  : 東京ビッグサイト
   ・主催     : 日本経済新聞社 ・入場料    : 1,000円 事前登録で入場無料
   ・問合せ先  : 日経ナノテク・ビジネスフェア運営事務局 
              TEL:03-5281-1576

  2.「2004土壌・地下水環境展」、「2004洗浄総合展」

   ・開催日    : 平成16年9月29日(水)〜10月1日(金)
   ・開催場所  : 東京ビッグサイト
   ・主催     : (社)土壌環境センター、(社)日本洗浄技能開発協会、
              日本産業洗浄協会
   ・入場料    : 無料
   ・問合せ先  : 「2004土壌・地下水環境展」事務局、 「2004洗浄総合展」事務局 
              https://www.nikkan.co.jp/eve/ TEL:03-5644-7221 

  3.「すまい・建築・都市の環境展:エコビルド2004」 http://ecobuild.jp/

    同時開催 建築/建設の新技術/情報展
   ・開催日    : 平成16年10月13日(水)〜15日(金)
   ・開催場所  : 東京ビッグサイト
   ・主催     : エコビルド実行委員会 ・入場料   
            : 事前登録 https://www.delphi.co.jp/cgi-local/ecobuild/entry.php
   ・問合せ先  : エコビルド実行委員会
             TEL: 03-5261-4551 FAX: 03-5261-5023 e-mail: eco@delphi.co.jp

  4.「メンテナンスソリューション展2004」 https://www.jma.or.jp/MS/

    同時開催 ECO-MAnufacture2004(製造業環境対策展) https://www.jma.or.jp/ECOMA/    
   ・開催日    :  平成16年11月17日(水)〜19日(金)
   ・開催場所  : パシフィコ横浜    ・主催     : (社)日本能率協会
   ・入場料    : 1,000円 事前登録制有り
              
https://www.digi-k.com/exhibit/jizen/solution/npre_solution.php?Syusaisya_cd=000001
 
   ・問合せ先  : 日本能率協会 メンテナンスソリューション展事務局
              TEL:03-3434-1391 FAX:03-3434-8076 e-mail:ms@convention.jma.or.jp

 
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