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 発行日 2005年10月1日版 

本年一年のご愛読ありがとうございました。新年もよろしく
VOL.048
発行:ネクチャードットコム E&Eプランニング事務局 
E-Mail eeplan@necture.co.jp

E&Eレポートを始めるにあたって 
 
省エネ、環境関連分野で平常収集している省エネ機器情報や業界情報を定期的に発信することで読者諸子と情報の共有化ができ、少しでも事業発展のお役に立てればと考えています。
限られた情報源ですのでご承知の情報も有るかとは存じますがその点はご了承ください。
記事内容やご要望、ご質問、詳細調査・コンサルティング依頼などがございましたらメールにてご遠慮なくお問い合わせ下さい。

平成14年秋 E&E編者

    ■省エネ、環境機器システム

 

エプセルが消費電力が水銀灯の1/10の白色LED街灯を開発

LEDを300個使用し、光源から10m離れた位置でも水銀灯と同等の20ルックスの照度がある。また、発光時の温度を50℃と従来品より30℃引き下げて、周囲のプラスチックの劣化を抑えた。価格は24万円と水銀灯の3倍ほど.
「日経産業新聞」

(コメント:まだまだ価格は高いが明るさでは実用レベルになってきた。)

 

 

朝日工業社がクリーンルームの送風機を最適制御することで大幅な省エネを実現

クリーンルーム内の温度、清浄度などのデータを基に、最適な換気風量を計算し、送風機の回転数を制御する。クリーンルームのエネルギー消費量の約30%を送風機が占めるため、大きな省エネが見込める。大空間で比較的清浄度の低い製造ライン向き。エネルギー消費量を約7割削減できる。  「日刊工業新聞」

(コメント:清浄度の把握とインバータ制御の計算がポイント。)                         

 

 

新日石がコンビニ向けに燃料電池の排熱を空調に利用する実証実験を開始

灯油使用の10kW級固体高分子形燃料電池(PEFC)システムを利用する。発電効率36%、総合効率76%。排熱の改修温度が60度と低いことと、コンビニの空調設備の冷房能力が6kW級と小さいため、専用の小型吸収式冷凍機を開発させ、排熱を吸収液の再生に使用する。暖房時は切り離し、排熱を直接利用する。
「ニュースリリース」

(コメント:小型コージェネの普及のキーは排熱を空調に利用することにありそう 。)

 

 

日本興亜損保が運送会社の「グリーン経営認証」取得を支援

整備会社と組んでトラックが排出するCO2削減策などの指導、「グリーン経営認証」の取得方法や環境マネジメント体制の構築法を講習する。また、CO2や燃費削減、「エコドライブ」導入のメリット廃油処理、排ガス規制なども講義する。来春の省エネ法改正では、運送会社と荷主はCO2削減計画などの報告が義務付けられる。環境対策支援を通じて、自動車保険の顧客を取り込む狙い。        「日経産業新聞」                            

 

 

荏原実業が韓国製の排水処理用省エネブロワーを販売開始

排水処理の電力消費の4割はブロワーが占めていて、省エネが課題になっている。販売するブロワーは回転軸を空気圧で浮かせる方式を採用し、耐久性を高めた。また、シャフトやベルトを使わず、モータとブロワーを直結させ、大きさを従来の1/2〜1/3に小型化。無段階で出力を調整でき、1〜3割の省エネが可能         
「日経産業新聞」  

(コメント:厨房の省エネは今後の省エネの重要なポイント。)    

 

 

積水化学が蛍光灯の3倍の長寿命蛍光管(EEFL)を開発し看板向け照明に参入

ガラス管の内部に電極がある蛍光灯と違い、ガラス管の外側に電極となる導電体を塗布した構造。高周波、高電圧をかけ、管内部にプラズマ放電を発効し、ガラス管内の蛍光体を通して発効する。フィラメントがないため寿命は7〜8年と長いため、蛍光管の交換手間を減らすことができる。また、管径も蛍光灯の1/3以下と細く、看板を薄くできる。発光時の管表面温度は38℃と低く、消費電力も2〜3割低く抑えられる。価格は蛍光灯の4倍程度の見込み。
「日経産業新聞」

(コメント:Hf管の逆転の発想のような蛍光灯。長寿命は導入する側には重要な要素)      

 

 

清水建設ビル空調の運転最適化システムにニューラルネットワークを採用

人間の脳の構造と同じような機能を持つニューラルネットワークと呼ばれる情報処理手法を使って、ビル空調を最適運転するシステム「予測くん」を開発し、事務所ビルや工場等に本格展開する。   新システムは、データを基に翌日の空調負荷を高精度予測することで、夜間蓄熱などを無駄なく行い、蓄熱機器や熱源機器を、最適に選択・運転することで、ランニングコストとCO2排出量を従来の運転方法より約1割削減可能。
「ニュースリリース」

(コメント:予測運転制御による空調設備の運転は新しい考え方) 

 

省エネ、環境新技術

 

新日鉄など6社と旧石油公団が次世代燃料のガスツーリキッド(GTL)製造工程の
CO2削減技術を開発

GTLは、天然ガスを一酸化炭素と水素に転換し、触媒で分子構造を組み替え、軽油などを取り出す技術。あらかじめ硫黄分を取り除いて製造するため環境負荷が小さくなる。外国の石油企業の方式は、CO2を先に除去してから酸素を加える。新たな方式は天然ガスにCO2を含んだまま、水蒸気を加え反応させるため、設備費が安くなる。
「日経産業新聞」

(コメント:環境負荷の小さい燃料を使用することでCO2を削減する方法は効果が大きい)    

 

 


松下電器が高速PLC(電力線通信)用のモジュール、LSIをサンプル出荷予定    

高速PLCの実用化研究会が開催され、実用化にむけた許容値が示され、厳しいがクリアできるとして、規制緩和に向けて開発を進めている。通信速度は最大150Mbps、映像や IP電話、データ通信を同時にできる。またイーサネットコントローラも搭載し、インターネットとPLCの橋渡し機能もある。本格量産時、LSIは500円程度を想定。10/4からの「CEATEC JAPAN2005」で実験公開予定  「電気新聞」

(コメント:通信距離がポイント。業務用としてビルで使用できれば色々用途が考えられる。)

 

省エネ、環境政策、動向

 

 大阪府が温暖化防止で新条例。温室効果ガス排出抑制対策、実績報告義務化

   @一定規模以上のエネルギー使用事業者に対策計画書、実績報告書の提出。
   A延べ床面積5000m2超の建物の新・増・改築では、環境計画書、工事完了の届出。
   B敷地1000m2以上の建物の新・増・改築時、空き地や屋上緑化の義務付け。
  の3点セットとして地球温暖化対策を進める。
                             
「日刊工業新聞」

(コメント:省エネ法対応以外に、自治体の条例対応が求められ、施設管理者は大変。)

    

 

 環境省が校舎を環境配慮形に改修し、地域技術者の育成や児童の環境教育に

役立てる「学校エコ改修と環境教育」3ヵ年事業を実施予定、温室効果ガス排出削減のほか、校舎の省エネによるランニングコストの低減、改修による校舎の維持により、自治体の財政負担軽減が見込まれる。地方自治体10ヶ所を選定し、自治体が中心となり、学校関係者や地域住民、建築技術者で環境建築研究会を開催し、その校舎の改修設計を今年度中に決める。同時に参加者が児童に環境教育を行う。公立の小中学校はエネルギー消費は比較的少ないが、床面積が大きく断熱性が低いため、今後のエアコン導入によりエネルギー消費が増大する可能性がある。              
「電気新聞」

(コメント:児童の環境教育には校舎の省エネは大変良い教材。)  

 

展示会、講演会 

 

 1.びわこ環境ビジネスメッセ2005 https://www.biwako-messe.com/


   産業洗浄に関わる最新製品・技術・情報を展示。洗浄技術フォーラムを併催。
   ・開催日    :  2005年10月19日(水)〜10月21日(金)    
   ・場所     :  滋賀県立長浜ドーム   
    ・主催 :  (社)滋賀経済産業協会、滋賀経済団体連合会 他
   ・入場料  : 無料
   ・問合せ先  : 

 2.CEATECJAPAN 2005 https://www.ceatec.com/index.html


   ・開催日    :  2005年10月4日(火)〜10月8日(土)    
   ・場所     :  幕張メッセ   
    ・主催 :  (社)電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、                       (社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会
   ・入場料  : 1000円 事前予約は無料
   ・問合せ先  : CEATEC JAPAN 運営事務局 TEL: 03-5402-7603 


        

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