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〒659-0051 呉川町 町名の由来

呉川の名は朝鮮半島のカラやクレの渡来人の活躍の地であったことからと思われます。

当時は芦屋浜を漢人(からひと)の浜とも呼ばれていました。

大和朝廷は当時の先進国であった朝鮮から技術者を呼び

武器や農機具、織物などを作らせました。

平安時代の有力者名簿があって、芦屋漢人(あやひと)や芦屋蔵人(くらひと)の名前が載っているようです。

小字名が御所の内が町の北西部で、南には小字名御所谷・呉川町川・西呉川・下呉川があり、これらの間を大溝川が流れていました。

この川から大阪城の石垣用の石が切り出されて、大溝川の水運を利用して運ばれたそうです。

(参考文献:「あしや子供風土記、第6週、芦屋の地名をさぐる」財団法人 芦屋市文化振興財団編)